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一戸建て住宅のキッチン（台所）リフォーム費用相場

一軒家のキッチンリフォームの料金は、新しく設置するキッチンの性能やグレード、

壁や床を併せてリフォームするかどうかによって変動します。

費用の中心となる価格帯は50万円から150万円で、

50万円までが全体の11%、51万円から100万円までが29%、101万円から150万円までが26%となっています。

安く抑えたいなら50万円からできて、少し良いものにすると150万円くらいといわれています。

この差が生じるのは、キッチンの種類によって価格が変わってくるからです。

素材はステンレスが多いですが、グレードの高いものには人造大理石を使います。

キャビネットも木製かステンレスかによって価格は変わりますし、引き出しのレールにもグレードがあります。

賃貸マンションのキッチン（台所）リフォーム費用相場

一戸建てのパターンとは異なり、マンション・賃貸のキッチンリフォームには制限がある場合があります。

まず、独立キッチンを対面式にするために位置を移動したい！

と考える方も多いですが、場所の移動がNGのパターンも多いでしょう。

その他、配管や電気容量、床材の変更も出来ない場合があるので、あらかじめ管理者に確認しておきましょう。

そういった理由から、マンション・賃貸のキッチンリフォーム費用は50万円～100万円程度あれば十分と言えるでしょう。

しかし、位置を動かすために排水管を動かすなどした場合は、

逆にプラスで30万円程度かかり高くつく場合もあるので注意が必要です。

キッチンの種類

◆独立型・壁付けキッチン◆

独立型・壁付けキッチンは別名クローズキッチンと呼ばれ、壁に面して独立した調理スペースがあるのが特徴です。

メリットは料理に集中できキッチンが散らかっていても見えにくいので、

キッチンを部屋の一部として見せたくない方や、料理が好きな方が選ぶことが多いです。

デメリットとしては、キッチンが完全に独立しているためコミュニケーションが取りづらく

リビングの様子なども見れないので、

目が話せない小さな子供のいる家庭では不便に感じるかも知れません。

◆対面式キッチン◆

対面式キッチンはオープンキッチンと呼ばれ、キッチンに立った時にリビング・ダイニングを見渡せる作りが特徴です。

対面式キッチンは「アイランドキッチン」「ペニンシュラキッチン」

「I型キッチン」「セパレート型キッチン」「L型キッチン」の5種類があり、

海外のおしゃれな雰囲気が出せるので、今のキッチンのトレンドになっている人気デザインです。

対面式のメリットは、開放感があり調理をしながらでも孤独を感じることがありません。

また、小さな子どもがいるご家庭でも、子供の様子を見守りながら家事ができます。

デメリットは、部屋の一部として見えるので、

片付いていないと見た目が悪いこと、調理の匂いが部屋に充満しやすいことだと言えるでしょう。

キッチンのリフォーム期間は？

キッチンリフォームにかかる期間は、キッチンの位置を移動させるかどうかによっても大きく変わってきます。

▷キッチンの取り換え：2～3日

古いキッチンがある場所に、新しいキッチンを設置する場合は、おおよそ2日～3日の期間をみておくといいでしょう。

▷床や天井、壁紙変更が伴うリフォーム：1週間

キッチンの交換に伴い、キッチン周りの床、天井、壁紙などを変更するときには

約1週間ぐらいの期間がかかると考えておきましょう。

▷キッチンの移動が伴うリフォーム：2～3週間

キッチンの位置やレイアウト変更が必要な場合は、2～3週間のリフォーム期間が必要となるでしょう。

工事が難しい場合は、1ヶ月以上かかるケースもあるので、詳細はリフォーム会社に確認しておきましょう。

キッチンリフォームの費用は？

キッチンリフォームにかかる費用は、「キッチンの本体価格」、「設置費用」、「周辺工事費」の3つから構成されます。

▷キッチンの本体価格(設備費)

システムキッチンやミニキッチンを交換するときは、キッチン本体の価格がかかってきます。

▷キッチンの設置費・解体費用

古いキッチンの処分費用と、新しいキッチンの設置費用が必要となります。

▷周辺工事費

キッチンの床や、キッチン周りの壁紙を変更する際に必要となる費用です。