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住宅を購入した当時はきれいだった水回りも、年月が経つと劣化します。
また、見た感じではきれいに保てていても、見えない部分が痛んでいるケースも少なくありません。

 

老朽した水回りを放置していると、住宅の安全性や衛生面に関わるおそれもあります。
安全性や衛生面を考慮し、水回りは10年を目安にリフォームを検討しましょう。

 

1.キッチンのリフォーム

水回りの1つであるキッチンは、気持ち良く快適にお料理をするために使いやすさが大切です。
おすすめは、背丈に適した高さ、調理器具を出しやすい収納です。作業の効率も良くなるでしょう。

 

また、最近ではタッチレスでお水が出るシンク、ガスの安全装置が備わっているコンロ、食器洗い機つきのキッチンなどもあります。
希望や使いやすさに合わせて、プランを作り、リフォームを進めていきましょう。

 

また、キッチンを取り除いてから床の傷みに気がつくこともあります。

その場合設置の前に床の修復をしなければならず、追加費用がかかるので、わきまえておきましょう。

 

キッチンのリフォーム費用はメーカーやキッチンの機能にもよりますが、約50万円から150万円の間です。クロスを張り替えたり配管の工事が必要になると高くなります。

 

2.水回りの1つ、トイレのリフォーム

トイレは洋式から洋式に交換する場合と、和式から洋式に交換する場合で差があります。

また、自動洗浄機能や節水が加わったり、タンクのありなしでも費用が異なるので、要チェックです。

 

また、トイレ内で手洗いができる洗面台の設置もおすすめです。ただ、洗面台を設けるスペースがないと厳しいので、ある程度ゆとりが必要になります。

 

クロスも意外と老朽しています。

トイレにふさわしいクリーンなカラー、お手入れしやすい素材選びがベタです。

 

また、トイレットペーパーやお掃除関連アイテムを置ける収納も便利です。
取り出しやすい高さや広さに最適なサイズを選びましょう。

 

できれば長居したくないトイレも、リフォームをすることで、リラックスできる空間に生まれ変わります。
トイレのリフォーム費用も機能や素材により差があり、機能が高く素材のグレードがアップするほど高額になると考えましょう。

 

失敗がないように事前に相場を知って、予算やプランを立てておくのがおすすめです。

 

3.水回りリフォームの業者選び

水回りの中で浴室も老朽が目立つので、定期的なメンテナンスやリフォームが要になります。

 

毎日快適に湯船に浸かるために、浴室の居心地は大切です。老朽した浴室ではくつろげず、落ち着いて湯船に浸かれません。
浴室は従来工法とユニット工法の2つの工法が主流です。

 

従来工法は浴槽や壁、床などそれぞれのパーツが別々で工事がおこなわれます。
ユニット工法は湯船や壁、床が1セットになっていて、それを現地で設置されるのが特徴です。

 

ユニット工法は従来工法に比べると作業も比較的簡単で、工期も短く費用が抑えられます。

できるだけ費用を安く抑えたい、つなぎめをつくりたくない、お手入れの手間を省きたい、そういった人におすすめです。

 

水回りのリフォームの業者選びは、地域の業者を比較する方法、周辺で施工した人の意見で選ぶなどさまざまです。
また、優良な業者を紹介するサービスもあります。

 

業者はニーズに合わせて選ぶのが基本です。
水回りを得意としているか、完成のイメージを具現化できるか、見積もりの内訳が明確か、すべて揃っていなければなりません。

 

水回りのリフォーム費用は高額なので、雑に決めてしまうとあとで後悔する場合もあります。

失敗した…そのようことがないように、少し時間がかかっても慎重に選びましょう。

 

キッチンやトイレ、洗面所、浴室など、水回りのリフォームは機能や素材にこだわりましょう。事前に相場を知って、予算やプランを立てておくとスムーズです。

また、業者選びも大切です。

優良な業者選びをすれば、水回りがより快適になります。