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水まわりリフォームのなかで、後回しになりがちなのが「洗面所」です。もしも、浴室リフォームを考えているならセットで施工してみてください。リフォーム業者によってはセット割にて安く施工できることもあります。

 

ここではリフォームのポイントを抑えつつ、交換工事の流れについてご紹介していきます。

 

施工時間について

洗面台の交換工事は、3～4時間、床（クッションフロア）や壁紙の張替を同時に施工するなら1日で完了します。

また、浴室リフォームも同時に施工するなら既存の浴室が「ユニットバスか在来浴室」かによって異なります。

 

ユニットバスからユニットバスへのリフォームなら2～3日ほど。在来浴室からユニットバスへのリフォームなら5～6日ほどかかります。

 

この差については解体工事とコンクリート基礎工事が追加されるからです。このことからもセットでリフォームする場合、いつから浴室を使用して良いかを業者に聞いておきましょう。

 

洗面台工事の流れについて

既存洗面台を運び出し、新しい洗面台を搬入します。サイズ確認せずに製品を選んでしまうと廊下から搬入できないケースも。デザインや機能性だけでなく、サイズ確認も抜かりなく行うのもポイントです。

 

水道元栓をしめて給水管や排水管を切り離し、化粧台を取り外します。

 

洗面台の撤去後、化粧鏡に接続されている電源、洗面台本体に接続されている給水・給湯管・排水管がむき出しになっています。配管については臭気があがってこないように排水管に布などを詰めます。

 

さらに、工事の間もキッチンなど、水まわりの蛇口が使えるようにテストプラグをはめる処理も行います。

洗面台を撤去すると分かりますが、床や壁が汚れています。可能な範囲でクリーニング作業を行ってくれる業者もいますが、クロス張替えリフォームを同時に施工するのもおすすめです。

 

そして、新しい洗面台の搬入、設置、給排水接続へと進みます。この際、製品によって化粧鏡やキャビネット（収納）の設置も行います。

リフォームが完了したら、通水、漏水チェックを行い、製品を見ながら基本的な操作方法の説明を受けるという流れです。

 

洗面台オプション工事について

先に紹介したように水まわりリフォームとセットにすることもできます。「浴室リフォーム+洗面所リフォーム」「キッチンリフォーム+トイレリフォーム+洗面所リフォーム」「キッチンクロス張替えリフォーム+洗面所クロス張替えリフォーム」などが一例です。

 

洗面台リフォームにはオプション工事も存在します。例えば、床の張り替えや壁紙の張り替えです。それだけでなく、造作収納を施工することまでできます。

 

プチリフォームもオプション扱いです。

 

例えば、水栓（水道）のゴムパッキンは消耗品です。経年劣化によってゴムパッキンのみ取り換えも可能に。そのまま放置していると水漏れトラブルにつながるケースも。

 

これは洗面台のみならず、キッチンやトイレ、浴室などすべての水まわりにいえます。部品取り換えは早めに行うようにしましょう。

 

もちろん、おしゃれな水栓蛇口を見つけた！洗面ボウルを見つけた！という場合にも蛇口のみ、洗面ボウルのみの交換も可能です。

壁紙からタイル貼りにしたいという希望や要望に応えることも難しくありません。

 

おわりに

後まわしになりがちの洗面台の交換リフォーム。しかし、組み合わせを含めて施工してみれば、使い勝手やデザイン性ともにハイレベルになりえます。

 

汚れに強い洗面台なら掃除がぐんとラクになります。エコ機能付き浴室リフォームとセットにすれば、使えば使うほど便利さを実感するでしょう。

 

収納部にコンセントを設置することで電動歯ブラシやシェーバーを充電しながらしまえるなど、使い勝手が格段に良くなります。ぜひ、参考にしてみてください。