屋根工事はどんな時に行うべき?
みなさんは、こんなことを思ったことはありませんか?
「雨が降ると、毎回あの場所が雨漏りするんだよなぁ」
「天井のシミ、大きくなってきたかも…?」
「うちの家の屋根、なんだか色があせたみたいだなぁ」
その変化に気が付いたみなさんはとてもラッキー。
これらの変化が見られたときが、屋根工事のタイミングなのです。
「原因が小さいうちに直す」ことが費用面でも、大事なお家を長くもたせるためにも大切なのです。
それでは、雨漏りしているとき、天井や柱にシミができているとき、
そして、屋根材が色あせているときに屋根工事が必要な理由をいっしょに見ていきましょう!
雨漏りしている
「雨が降ると、いつもここから雨水がぽたぽた…」
そんなときにはどんな理由が考えられるのでしょうか。
まず、雨漏りの理由として考えられるのが
「屋根から雨漏り」と「外壁から雨漏り」の2点です。
今回は「屋根からの雨漏り」に焦点を合わせて考えていきます。
「屋根からの雨漏り(瓦屋根の場合)」の理由としては
・瓦が劣化し、割れている
・瓦がずれている
・瓦の下に敷く防水のシート(ルーフィング)が破れている
・屋根の谷板金という部分に穴が空き、そこから水が入っている
などが考えられます。
「瓦の割れ」や「瓦のずれ」が起こっている場合、
構造的にはすぐに雨漏りすることはありません。
なぜなら、正しく施工をされている場合、瓦の下には、
「二次防水」の役割を果たす防水シート(ルーフィング)が貼られているからです。
ただし、築年数が長く、瓦自体まで劣化している屋根の場合は
瓦の下の防水シートも同様に劣化し、防水機能が落ちていることも考えられます。
そして瓦で遮ることのできなかった雨水を防水シートでも
遮ることができず、結果として家の内部へ雨水が入ってきてしまうのです。
では、これらが起こった場合には、どのような工事が必要となるのでしょうか。
まず、瓦自体が割れている場合などには、状況にもよりますが、
「瓦の差し替え」等の部分的な工事が考えられます。
さらに、瓦の下に敷く防水シート及びその下の木材の劣化などが考えられる場合は、
下地材及び瓦の葺き替えになる可能性があります。
その場合には、
①「既存の瓦を使用して葺き直しが可能か」
②瓦自体も劣化している場合は「瓦も含めて総葺き替えか」
を屋根工事店にしっかり聞いてみてください。
そして、「予算」や「これからどのくらい住むか」等をもとに
どんな工事が必要かを相談してみてくださいね。
天井や柱にシミができている
「あれ?あのシミ、あんなに大きかったっけ…」。
こんな経験をした方にお伝えしたいのが、天井や柱のシミの原因です。
天井や柱のシミができる原因は
・雨漏り
・動物の排泄物
・排水管からの水漏れ
などが考えられます。
これらの場合も、長期間そのままにせず、
一度屋根工事店へ相談してみることがベストです。
天井のシミが動物の排泄物である場合は、
天井裏に動物が出入りしている証拠。
「動物の侵入口となった隙間がないか」なども場合によっては
見てくれるかもしれませんので、相談してみてくださいね。
屋根材が色あせている
屋根材は、365日ずっと雨風や紫外線にさらされています。
そうすると、表面部分が色あせてくることがあります。
一般的に色あせが起こるのは、屋根を葺いてから
・瓦屋根(釉薬瓦):30年~40年
・金属屋根:10年~25年
・化粧スレート屋根:10年~25年
と言われています。
表面が色あせ、表面塗装がはがれてくると、屋根材自体の防水機能が
低下することで劣化が進み、雨漏りの原因となってしまいます。
見た目だけではなく、防水性も落ちていることを頭の片隅に置いておいてくださいね。
まとめ
今回は「屋根工事はどんな時に行うべき?」についてお伝えをしてきましたが
大切なのは「少しでも異変に気が付いたらそのままにしない」ということです。
もちろん屋根工事は安いものではありませんので、
すぐに工事をしようと決断することは難しいと思います。
しかし、そのままにしておけばおくほど、屋根の傷みは大きくなってしまいますので、
「気になったら、まずは相談!」をおススメします。
きっと屋根工事店の方も、みなさんと一緒にしっかり考えてくれるはずですよ。
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