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一戸建てリフォームというなら、特に使用頻度の高い水回りに着目してみましょう。

快適な空間デザインは魅力でしょうが、設備・機器という機能性も考慮しなければ、

快適な生活を実現させるのは難しいかもしれません。

しかし、水回りのリフォーム時期を逃すことで、リフォーム費が高額になってしまうことにもなるので、

時期と費用の目安をチェックしておきましょう。

 

 

キッチンリフォーム

一戸建て住宅の場合の水回りというのは、キッチン・浴室・トイレ・洗面台をひっくるめています。

キッチンのリフォームは、費用に格段の差が生じやすいようです。

それはやはり設備投資にあるからですが、キッチンを対面式にするなど、

グレードの高いものやオプションを付けることもあります。

せっかくリフォームをするのであれば、あれもこれも付けたくなるのも分からないことはなく、

それだけ費用も高額になりがちです。

優良業者では、大体50～150万円程という価格でリフォーム依頼を受けるといいます。

ガスコンロからIHクッキングヒーターに変更する場合や、

蛇口と流し台のみといった単品変更であれば、目安金額は約30〜50万円程です。

100万円以上というのは、対面式（オープンキッチン）への大がかりな設備変更です。

また、キッチンの場合、交換のみの工事であれば、約2日〜3日程度で作業が終わりますが、

オープンキッチンのように、レイアウトそのものを変更するというなら、

旧配管・電気工事なども行うのでさらに工期は延びます。

 

 

浴室リフォーム

浴室の場合、設備工事に費用がかかる場合も少なくありません。

また、浴室は幼児や高齢者にとって危険もあるのでバリアフリー化させるケースもあるでしょう。

浴室に乾燥機を取り付けることや、ミストサウナを取付けたり、

床が濡れていても危なくないように手すりや床の機能をグレードアップさせることもあるでしょう。

ちなみに、バリアフリー化するリフォームというなら、

自治体によっては補助金を支給してくれますから賢くリフォームをしましょう。

浴室の工期は、解体・撤去作業・処分などもあるので長めになります。

水回りのリフォームではユニットというように、すべてを取っ払ってはめ込むリフォームが人気です。

浴室の場合は、壁や床、天井などの内装・配管工事も加わりますから、

大体1週間くらいはみておきましょう。

ユニットバスも価格はピンきりです。

目安とすべきは、最新モデルではなく旧モデルの価格です。

 

 

トイレリフォーム

水回りの中でも、スペースも狭いことから費用もかからないイメージですが、

便器をハイグレードに変更するなら、やはり約30万円ほどを目安に考えておきましょう。

タンクレストイレが主流になるため、大体20万円程から提供されていますが、

これも機能重視というならば、さらに費用がかかります。

また、水回りとしてクロスの張替えを行うこともあるでしょう。

アンモニア臭などが気になるなら、消臭効果のある壁紙を選んだり、

尿の飛び散りによる黄ばみが気になるなら、汚れがつきにくい壁紙を選びましょう。

クロスのみならば、数万円からです。

また、施工期間も、内装リフォームな約1日〜1週間ほどです。

 

 

複数箇所の水回りリフォームを考えるならば、価格を抑えることもポイントになります。

実際には、リフォームするタイミングを見計らうことができず、一部のみならず、

全部を交換しなければならないケースもあります。

水回りというのは、サビ・腐食・カビが発生しやすく、それが設備・機器にも影響する場合もあります。

施工費のみならず、設備投資に費用がかからないためには、メンテナンスや定期点検も必要になります。

ちなみに、水回りは大体10年程を過ぎるころから不具合が出やすいといいます。

また、採用する設備はカタログを目安に選ぶでしょうが、実際に目や手で確認することが大事になります。