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暮らしにはモノが必要です。しかし、暮らしやすい住まいづくりには、モノの容量を把握しても、設置場所に配慮した「収納」を求めなければなりません。リフォームなら、デッドスペースや必要な場所に収納をつくることも可能です。

 

今回は、快適な暮らしにつながる「適材適所の収納」アイデアについてご紹介します。

 

リフォームしたい不満点

まずは、リフォームしたい不満点をリストアップしたり、家族で話し合うことから始めましょう。今の住まいで困っていることはないでしょうか。収納が少ないうえ、使いづらい収納スペースもあったと実感していませんか。

 

例えば、上のほうにある収納スペース。奥にモノをしまうと出しづらく、しまったことさえ忘れてしまうことも。

モノが出ていることで散らかって見えたり、片づけるのがめんどくさく感じたり。

 

収納できるチェストやキャビネットも、どこに何があるかが分からず、すぐに取り出せない。

片づけにムダな時間を費やしたくない、部屋にモノを置きたくないという気持ちなどを洗い出しておきましょう。

 

では、ここから適材適所の収納リフォームについてご紹介します。

 

玄関

玄関は住まいの顔になる場所です。来客もあるため、できるだけ生活感を出したくない場所ですから、すっきりとさせるリフォームを施工しましょう。

 

近年、収納リフォームで多く見られるのが、ウォークインシューズクローゼットです。大量の靴を収納できることはもちろん、普段使うスポーツ用品やベビーカー、アウトドア用品など、室内に置けないモノを収納するのに便利です。

 

キッチン

キッチンリフォームでは、食材、調理器具、食器、鍋やフライパンなどをたっぷり収納できる「パントリー」がおすすめ。

モノが増えてしまいがちなキッチンをすっきりとさせたいなら取り入れたいアイデアです。

 

パントリーは食品庫です。広く確保すれば、小さな家事スペースとして使うことも可能。小さな照明器具に、折り畳めるデスク、キッチンスツールを設置。主婦にとってあると嬉しい収納アイデアでしょう。

 

リビング

リビングの場合にはソファーやテーブル、テレビボードなど大型家具の配置があるため、収納家具まで配置すれば狭く感じます。そこでおすすめの収納リフォームが「壁面収納」です。本や雑誌、DVDやCDなどは魅せる収納ですっきりです。

 

ウォークインクローゼット

スペースに余裕があれば、ウォークインクローゼットもおすすめです。寝室に施工することが一般的なリフォームです。人が入れるサイズのクローゼットになっていて、通り抜けができるように出入り口が2ヶ所設置されたタイプです。

 

家族の衣類などをたっぷり収納できるだけでなく、本や雑貨類などもすっきり収まります。

 

小さなスペースを見直す

こちらで紹介した場所だけでなく、浴室リフォームをする際は、洗面所も同時にリフォームすると費用を抑えることができます。その際、洗面化粧台に収納スペースがあれば、洗面所に関係あるモノをしまえます。しかし、洗面台下には排水パイプがスペースを圧迫。

 

洗面所だけでなく、狭いスペース全般にいえるのは、狭いからと棚を増やしてしまいがちです。ですが、本当に必要なものを厳選するとそれほど収納場所はなくてもいいことが分かります。使っていないモノ、余計なモノの断捨離もしていきましょう。

 

おわりに

生活空間をより快適に広々と使うためのリフォーム。空間に余裕ができることでインテリアを楽しむ気持ちも生まれるかと思います。これからリフォームを検討される方は、収納量や配置にこだわってみてください。今より暮らしやすい住まいが実現するはずです。