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省スペースに設置できるタンクレストイレ、家計に優しい節水型トイレ、冬に長居したくなる暖房便座トイレなど、トイレの機能性は進化し続けています。

毎日使うトイレは快適に、そして清潔な場所でなければなりません。

リフォーム費用も気になるでしょうが、キッチンや浴室などの水回りのなかでも比較的低価格でできることをご存知でしょうか。

ここでは、低価格でできるトイレリフォームについてご紹介していきます。

 

トイレの選び方

リフォームを行うためにはトイレのタイプ（設備）を選ぶことが大切です。

 

トイレは、大きく2種類。

・便器と便座を別々に選んでセットする組み合せ便器

・便座が一体化した一体型便器

 

特徴も異なるので、価格、機能などを比較して選ぶようにしましょう。

最近では、スタイリッシュなタンクレスタイプがデザイン性で人気となっています。

では、設備について見ておきましょう。

 

タンク

手洗い付きと手洗いなしがあります。

手洗いを別に設置できない省スペースには手洗い付きがおすすめです。

 

便座

せっかくリフォームするなら、主流となる洗浄機能付きの「温水洗浄便座」を選んでみてはいかがでしょう。

自動でフタが開閉したり、自動洗浄などお掃除の手間がかからない便利機能も搭載されたタイプもあります。

 

便器

お掃除をラクにするフチなし便器も人気です。

洗浄についても水流の勢いで汚れ落ちが向上しています。

 

1日でリフォームも可能に

トイレのリフォーム自体は造作収納などのオプションをつけなければ、1日で完了することもあります。

また、トイレ交換ではなく、クロス（壁紙）や床材の張り替えリフォームも1日ほどで完了します。

しかし、トイレを解体すると壁にカビが生えていることもあります。

工事を着工してみなければ、見えない問題が発生するケースもあります。

 

カビを含めた清掃作業をしっかり行ったうえで、壁の補修とクロス（壁紙）貼り、トイレの設置などを行うので、その場合には1日以上のリフォームになることもあります。

時間がない場合には、トイレの背面壁、トイレ本体の交換と最低限の箇所の工事を検討しましょう。

クロス（壁紙）やトイレ本体の選び方により明るくきれな空間に仕上がります。

 

費用について

リフォーム費用については、工事の難易度別で異なります。

さらに、トイレ本体のグレード、採用する材料によっても異なります。

例えば、床をクッションフロアではなく質感の良いフロアタイルにするだけで予算設定は高めにしなければなりません。

水回りのなかでも比較的低価格でできるトイレでも、頻繁にはリフォームできないはずです。

そのため、新商品を指定したうえで、プラスαの工夫を凝らすことで費用を抑えられます。

 

・照明器具

・ペーパーホルダー

・タオルハンガー

・収納（棚板を含む）

・手洗器

 

どれも、メーカー品で揃える必要のないトイレ用品です。

極端に値が張る商品を選ばなければ、グッと費用を抑えることができるでしょう。

 

ほかにも、全面クロス張り替えができない場合には、壁一面だけをアクセントクロスに変えてみることもおすすめです。

トイレの場合は完全にプライベート空間（個室）なので、リビングやほかの部屋の印象と異なるデザインにしても大丈夫でしょう。

 

おわりに

いかがでしたか。機能性やデザイン性の高いリフォームを検討している方にとっても参考になる部分があるかと思います。

少しの工夫によって費用を抑えることのできるリフォームは、低価格だとしても満足度の高いリフォームに仕上がります。

毎日使う場所だからこそ創意工夫により、家族で楽しみながら計画してみてはどうでしょう。