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床のリフォーム＝フローリングといったイメージが強いかと思います。しかし、リフォーム前に「どのような暮らしに使用するのか」についてしっかり考えておかなければ、施工しても「リフォームした甲斐がない」こともあります。

 

子どもとの暮らしやペットとの暮らし、床リフォームを行う場所はリビングなのかキッチンなのか…。

もしもペットとの暮らしならば、フローリングに傷がつくこともあります。だから床材は傷がつきにくいものを選びましょう。

リビングの床リフォームなら家族が集まる場所にもなるでしょうから、床暖房に対応したものを選ぶと快適さがグッとアップします。

 

この記事では「暮らし方」「場所別」の床リフォームについて考えていきます。次に挙げるポイントを参考にリフォームを相談してみてください。

 

暮らし方

それぞれの暮らし方によって適した床材があるので、照らし合わせて検討してみてください。

 

夫婦のみ

落ち着きのある木質感のあるフローリング床をおすすめします。

 

夫婦＋子ども

夫婦共働きであったり、お子さんに時間を費やすことも増えるため、床の掃除をする時間がなかなか作れないケースもあるかもしれません。そのため、お手入れや補修のしやすさを重視した床材を選びましょう。

 

ペットとの暮らし

傷がつきにくく、滑りにくさを重視し、お手入れや補修のしやすさから選んでみましょう。また、消臭効果の高い素材もおすすめです。

 

インテリア家具

暮らし方としておしゃれなインテリア家具を印象深いものにすべく、周辺とのバランス、既存家具との統一感を重視した色柄から選びましょう。

 

場所別

暮らし方も重要視すべきですが、リフォームする場所によっても適した床材があります。こちらも参考に選んでみましょう。

 

リビング

来客がある場合には高級感あふれる大理石などの床材もおすすめです。家族が集まることを重視するなら、あたたかみのある木質感重視、床暖房対応のフローリングも適しています。

 

子ども部屋

クレヨンやペンなどで床が汚れることや、おもちゃで遊ぶことにより傷つくリスクもあります。リフォームするなら傷に強い床材を検討しましょう。

 

キッチン

キッチンリフォームでは水汚れと油汚れに強みのあるお手入れ簡単な素材を重視。フロアタイルやフロアクッションは水まわりに最適です。

 

洗面やトイレ

水漏れなど、耐水性もポイントです。また汚染性に耐久性があるかどうかも重要視しましょう。トイレの場合には消臭効果や除菌効果を謳う機能性から選ぶのもおすすめです。

 

寝室

基本的にはリラックスしたい空間になるので、あたたかみあふれる木質感重視のフローリングを選びましょう。コーディネート重視で選ぶことで空間に馴染みやすいでしょう。

 

成功するリフォームのポイント

暮らし方や場所別で検討することで、ある程度まで絞り込むことができます。

しかし、フローリングを選ぶと言っても、それだけでは失敗しがちです。

 

当然、インテリアのテイストとも合わせなければなりません。シンプルモダン、シンプルナチュラルなど、それぞれインテリアのスタイルは異なるので、そこも理解しましょう。

 

さらに、質感も大事になります。素足で歩く場所もあるでしょうし、素足で過ごす方もいるでしょう。

リビングにゴロンと横になることもあるかと思います。ザラザラした質感にストレスを感じることもあるかもしれません。

必ず、ショールームや見本などで実物を確認してから注文しましょう。

 

おわりに

いかがでしたか。リフォームは着工してからの変更がなかなか難しくなります。打ち合わせも時間をかけて行い、プロからの意見も参考に適した床リフォームを行うことをおすすめします。